こんにちは。
皆さんは卓球と体重の関係をどのようにとらえていますか?
一般的には体重が重いほど、威力のある重いボールを打つことができるというのが物理の法則です。
そのため、僕も少し前まではボールを重くしたいと思い、ひたすら筋トレに励んで増量を狙っていました。
しかし、このたび減量をしたところ、逆にボールが重くなったのでその内容をまとめます。
卓球と体重の増減
特に意図はしなかったのですが、最近体重が減ってしまいました。筋肥大を目的とした筋トレに飽きてしまい、ウェイトトレーニングをしばらくサボっていることが原因です。
一時期は苦しくなるほどサラダチキンを食べながら64kgまで増量し、筋肉を蓄えていました。フルスイングしたボールのスピードは格段にあがり、よく「フォアドライブすごく速いですね」といっていただけるようになったのも事実です。
そんな時代もあったのですが、今では体重は56kgに。この体重の増減がどのように僕の卓球に影響を与えたのか、説明していきます。
体重を減らしたら体のキレが良くなった
まず、体重を減らしたことにより、体のキレが良くなりました。回り込み、飛びつき、前後の動き、どれをとってもフットワークがスムーズにできるようになっています。
打球をする際にはボールと体の位置関係にベストなポジション(最も効率的にボールへ力を伝えることができるポジション)があります。
体重が重かったときと比較すると、このベストポジションに入ることができる機会が試合を通じて多くなりました。
これは打球の安定感を増すために非常に大事なことです。安定感のみならず、ボールの重さもアップしました。
ベストポジションで打てるのでボールも重くなる
そして、減量したにもかかわらず、重いボールが出やすくなりました。(主観ではなく、複数の練習相手から言われているので客観性もある評価です。)
その理由はやはりベストポジションで打球できる頻度が増したこと。
増量をすることによってベースのボールの重さは向上しますが、その分、体の動きも遅くなりやすく、ベストポジションで打てる機会は減少してしまいます。
ベストポジションで打てないと、手打ちになったり、十分に腕をしならせて振ることができなくなったりします。それが原因で、ボールに十分な力を伝えることができず、回転量・スピードともに落ちやすく、ボールが軽くなってしまうのです。
今回の減量では、僕の中で「体のキレが最も良くなるレベルの中で最も重い体重」が実現したのでしょう。ベストポジションで打てるため、しっかりと体の力をボールに伝えることができ、スピード・回転量ともに最高水準のボールが高頻度で出せるようになりました。
これが「体重を減らしたらボールは重くなった」秘密でした!
まとめ
今回は体重を減らしたらボールは重くなった話を共有いたしました。
皆さんも自分の体のキレが最高水準になる範囲で、最も筋肉質な体を目指してみてはいかがでしょうか。ちなみに筋トレマニアでもある僕が愛飲しているプロテインもご紹介しますので、興味がある方は買ってみてはいかがでしょうか。
クレアチンとの併用がおすすめです。
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