Ping Pong まっさ

外コン出身の卓球好き「まっさ」の卓球ブログ

ディグニクス05・80のレビュー!寿命を考えると値段はむしろテナジーよりお得かも

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テナジーが発売されてから約10年の月日を経て発売になったのが「ディグニクス」シリーズです。

数々のトップ選手がテナジーからディグニクスに乗り換えており、多くの一般プレーヤーも注目していることでしょう。

今回、ディグニクス05とディグニクス80の両方を試してみたので、その使用感などをお伝えしていきたいと思います!

ディグニクスシリーズとは?

まず知らない方のためにも、ディグニクスシリーズの概要についてお話します。

ディグニクスシリーズはバタフライで知られるタマスが作り出した、2020年4月現在で最高価格・最高性能のラバーです。10年以上、ラバー界の最高峰を走り続けたテナジーシリーズを凌駕する性能がうたわれています。

具体的には、テナジーシリーズの「スプリングスポンジ」よりもさらに弾性をアップさせた「スプリングスポンジX」の採用が大きな違いです。

さらに、シートも独自配合のゴムが使われており、球持ちと耐久性を実現していることが特徴。

この特徴を知るだけで使ってみたくなった用具沼の方も多いのではないでしょうか。(私もその一人です笑)

それではお待ちかねのディグニクス05と80のレビューに入りましょう!

ディグニクス05&80

ディグニクス05・80のレビュー概要

もともとフォア面にテナジー05、バック面にテナジー80(もしくはテナジー05FX)を使うことが多かった私の率直な感想をお伝えします。

前提として、フォア面にディグニクス05、バック面にディグニクス80を使いましたが、感想としては、、、

これまでで一番いい!!

これにつきます。自分の感覚だけではなく、打ってもらった相手からも球威の違いにもれなく気づいてもらえます。

ディグニクスは具体的にどこが良いのか、順番に説明していきます。

ディグニクスの良い点① 回転量がすごい

ディグニクスはテナジーと比べても、軽いスイングで回転がかかります。私の場合は特に、切るツッツキやループドライブなどのしっかりと回転をかける技術で回転量が明らかに上がりました。

ツッツキをするだけで相手がミスをする確率が上がり、ループで繋いでいるだけで相手のオーバーミスや甘い球を誘えるという魔法のようなラバーです。

特に低くループドライブを打てたときは止めても浮くし、カウンターもオーバーミスしやすいというまさに最高のつなぎが実現できました。

ディグニクスの良い点② ドライブが台に深く入る

私はインナーラケットを使っており、テナジー時代は安定性を意識したプレーでオーバーミスをしないように浅いドライブになりがちでした。

しかし、ディグニクスに変えてからは同じような感覚で打ったボールが台のエンドライン付近に集まるようになりました。

良い点①の回転量と弾性のバランスがとても良く、自然と安定して奥に入るようになるということなのでしょう。

深くドライブが入るとそれだけ球威を出すことができます。相手を抜き去ることも少なくはないです。

ディグニクスの良い点③ 寿命が長い

そして極めつけはこの寿命です。ディグニクスのシートはとにかく強く、3ヶ月以上使っても白くなりません。(週1~2回の練習)

テナジーだったらだいたい3ヶ月ぐらいで「回転量落ちたな」とか「安定感なくなってきたな」となるのですが、ディグニクスは半年ぐらい使えています。

体感寿命はテナジーの倍です!

テナジーが8000円、ディグニクスが9000円程度なので、テナジー2枚買うよりもディグニクス1枚の方がお得という計算になります。

ラバーの寿命を伸ばす方法が今後も各メーカーで確立されていくのか、注目ですね。

ディグニクスの悪い点はあるのか?

基本的にディグニクスは世界最高峰のラバーなだけあって、ほとんど欠点がありません。

ディグニクスの欠点を無理やりあげるとすれば、特徴的な打球の飛び出し方と重さかと思います。引っかかりが強く、慣れていないと上に飛んでいくように感じる方が多いでしょう。

ディグニクスを使いこなすためには、前(水平)方向にスイングすることを意識する必要があります。

かなり前方向にスイングしても、シートの引っ掛かりで十分にネットを超えてくれるので安心です。

ディグニクスの重さも気になる方は気になるかもしれません。ただ、それほどテナジーとも変わらないので、テナジー等のしっかりめのテンションラバーを使っている方なら乗り換えられるかと思います。

05と80どっちがいいか?

ディグニクス05と80のどちらが良いかは、好みの問題ですが、少し80の方が柔らかく、つなぎの技術が入りやすいです。05はハードヒッター向きです。

私もフォアは05を使えますが、力のないバックでは少し難しく、80を使っています。

80はブロックやストップがやりやすく、チキータなどの小さな攻撃技術も安定しつつ威力が出るので、バックによほどの自信がある方以外は80で良いのではないかと思います。

ディグニクス05・80レビューまとめ

今回はディグニクスシリーズの中で、05と80を使って感じたことをお伝えしました。

全国大会を目指すようなプレーヤー向けのラバーであることは間違いなさそうですが、テナジーを使っている人は寿命が長いというメリットもあるので、一度試してみてもいいと思います。

 

 

 

 

 

以上